平成29年度 事業報告

和敬園の基本理念である『利用者の尊厳を守り、自立支援とその人らしさを大切に「愛」と「励まし」のサービスを提供します。』をもとに、経営方針として「介護力の向上と自立支援介護の実践」の実現に向けて職員一丸となりご利用者様のサービスに取り組ませていただきました。
 地域社会貢献としましては、スポーツ大会等の施設行事に菅生町内会の方々を招待し交流を図り、お花見会等の施設行事では八王子にある放課後デイサービスの学生達を招待しご利用者様と一緒に楽しんでいただきました。地域福祉との連携としては市内中学校に対し総合学習として、職員を派遣し学校での車椅子体験や、施設機能を提供しての職場体験を行いました。その他市内のボランティア等についても積極的に受け入れました。
施設設備につきましては東京労働局からの職場定着支援助成金でシャワーチェアを購入し各階整備しました。ご利用者様の重度化に伴い一般浴槽につかることが年々厳しくなっていた状況があり、座ったまま湯舟を楽しむことができる浴槽の導入に、ご利用者大変喜ばれております。また職員の介護負担の軽減にも繋がっており腰痛予防にもなっております。
その他の利用者サービスにおいては多職種共同で取り組み、ご利用者様からは笑顔もみられ、基本的なサービスの内容等は概ね達成できました。しかし一部達成できなかったところもありましたので、今年度の事業計画の内容は基本的に29年度を引継ぎ、実施していきたいと思います。
 短期入所生活介護事業・居宅介護支援事業所においても個別ニーズの把握に努めご家族様との相談対応に努めました。
平成29年度のヒヤリハット・リスクの報告として、
ヒヤリハットの年間発生件数は81件、10時17時が多く、食事後の発生が多くみられております。車椅子自走される方等ある程度の自立されている方が居室に戻られ居室内で転倒・転落が複数みられております。リスクの年間発生件数は27件、10時16時が最も多くなっており、トイレ誘導時や排泄介助時の時間に発生しております。平成29年度は骨折による入院は3件でした。リスクとして通院したものの多くは、頭部を打たれた可能性があるものも含め、大事をとって通院させていただきました。今後もご家族様と都度連絡を取り合い意向確認ながら早急な対応を心がけたいと思っております。

当施設はご利用者様の生活の場という意識で、ご利用者様同士の共同生活の中、危険のない範囲で自由に生活をしていただき、ご利用者様の尊厳を守り、自立支援介護の実践に努めていきたいと思っておりますので、今後もご理解ご協力よろしくお願いします。